健康

花粉症で鼻血の出る原因や治療法、対処法や止め方なども紹介

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今年も花粉の飛ぶ季節となってしまいました。

目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、肌荒れや耳の中のかゆみなど、色々な症状が出るので嫌になりますよね。
 
 
そして意外と多い悩みが、鼻をかんだときやくしゃみをした時に鼻血が出てしまうというものです。

鼻水とは違い、血が出るとなるとなんとなく不安になりますし、また別の病気でもあるのではないかと不安になったりしますよね。
 
 
今回は花粉症による鼻血の原因や治療法、対処法や鼻血の止め方などを紹介していきたいと思います。

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花粉症で鼻血の出る原因とは

花粉症で鼻血の出る原因ですが、花粉によって鼻の中に炎症を生じ鼻の粘膜が充血した状態になるため、ちょっとした刺激(鼻をかむ、くしゃみをするなど)で鼻血が出てしまうようになります。

特に鼻の粘膜が弱い人はそうなりやすいです。
 
 
鼻をかまなくても寝ている間にいつの間にか鼻血が出てしまい枕を汚してしまったり、くしゃみをするだけで鼻血が出てしまうという人は結構多いです。

花粉症の時期だけそうなるのであれば、気にしなくても平気です。
 
 
また、風邪などで鼻の中に炎症が生じた場合にも粘膜が充血した状態になってしまい、ちょっとしたことで鼻血が出やすくなります。

確かに風邪をひいて鼻をいっぱいかんでいると、だんだんと鼻水に血が混ざってくることが私もあります。
 
 
 
一方で、鼻血が出ることが身体の危険信号の場合もあります。
 
 
まず、循環器の病気の場合があります。

高血圧や動脈硬化などの障害があると、血圧が高くなるため出血しやすくなります。
 
 
そして循環器以外の病気の場合もあります。

腎臓病や肝臓病、白血病や血友病、血小板減少症などの血管の病気によっても鼻血が出やすくなります。
 
 
花粉症の時期以外でも鼻血が出やすくなったなあと思う人は、一度病院に行って診察を受けてみることをおすすめします。

花粉症の鼻血の治療法と対処法を紹介

花粉症よる鼻血の治療法ですが、鼻の粘膜をレーザーで焼いたり、薬品で焼いてしまうという方法があります。

鼻の粘膜を焼くといっても、鼻に噴霧式の麻酔を吹きかけ粘膜に低刺激のレーザーを当てたり、薬品を浸したガーゼを入れておくといった簡単な治療です。
 
 
治療自体は20~30分程で終わります。

料金も診察代や手術費、処方される点鼻薬も含め、保険適用で10000~15000円ほどです。
(若干、薬剤を使っての治療の方が安いです)
 
 
この治療をすることで約2年~5年もの間、花粉症の鼻の症状を改善してくれます。

なお、この治療を行う場合は、花粉の飛ぶ1ヶ月~2ヶ月前に行いましょう。
(効果が出るまでに1ヶ月位の期間が必要)
 
 
鼻水や鼻血に悩まされているという方は、このような治療も考えてみても良いのではないでしょうか。

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そして花粉症よる鼻血の対処法ですが、鼻にワセリンを塗るのは効果的です。

鼻の粘膜の保護になるのと共に、花粉が鼻の粘膜に付くのをブロックします。
 
 
ワセリンの塗り方は、綿棒を使い鼻の穴の中全体に軽く塗りつけていきます。

この時に強くこすりつけてしまうと、鼻の粘膜を傷つけたり刺激してしまうので注意しましょう。
 
 
ワセリンを塗る前にはちゃんと鼻をかみ、ワセリンが鼻の粘膜に塗れるようにしておきます。

この時も鼻を強くかみすぎて、鼻血が出ないように気を付けてください。
 
 
このワセリンですが鼻の下につけておくと、鼻水による鼻の下の肌荒れも防ぐことができます。

ちょっと鼻の下がテカってしまうのは、ご愛嬌ということで・・・。

花粉症による鼻血の止め方

花粉症で鼻血が出てしまった場合の止め方を紹介していきます。
 
 
よく鼻血が出ると上を向く人がいますが、この方法は間違いです。

上を向けば外に血が出てくることはないですが、喉を通り体の中に血が流れていってしまいます。

そして、流れた血が胃の中に入ってしまうと、血の成分の働きで血圧が上昇してしまい、余計に出血が止まらなくなってしまいます。
 
 
また、首をトントンしても出血は止まりません。
 
 
鼻にティッシュを詰めるのもあまり良くありません。

どうしても鼻血を垂らすことができない場合などには良いですが、ティッシュを取るときに鼻の粘膜を傷つけてしまい、出血がぶり返すことがあります。

また、ティッシュの破片が鼻の粘膜に残ってしまうこともあります。
 
 
 
正しい鼻血の止め方ですが、

まず、上体を起こして椅子や床に座り、顔をやや下に向けます。

親指と人差し指で鼻の小鼻の部分をつまみ、3~5分くらい圧迫します。
(小鼻の上の鼻の骨のある硬い部分をつまんでも、鼻血は止まらないのでご注意を)

これで、たいていの鼻血は止まります。
 
 
その時、空いたほうの手で冷やしたタオルを小鼻の上部の骨の部分にあて冷やしておけば鼻の血管が収縮し、さらに血が止まりやすくなります。

まとめ

花粉症の時期だけ鼻血が出るという場合には、特に心配はありません。

とは言っても、鼻水や鼻血に四六時中悩まされているというのは本人にとって苦痛でしょうから、ちゃんと花粉症の薬を内服しゴーグルやマスクで花粉をガードしながらワセリンもうまく活用し、花粉症の症状を少しでも抑えるようにしましょう。
 
 
鼻の粘膜の治療も視野にいれ、花粉のシーズンを少しでも快適に過ごしていきましょうね。

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