年中行事

七夕に飾る貝つなぎやその他の飾りの意味って何?由来についても紹介


七夕の時、笹(竹)の葉に吊るす飾り。
色々な物があって綺麗ですよね。

子供と一緒に飾り付けをしていると、
「短冊はなんで飾るの?」
なんて聞かれたり。

短冊などなら答えやすいですが、
「貝の飾りってなんで飾るの?」
なんて聞かれると、ちょっと答えに詰まったりしませんか?

そこで今回は、七夕のそれぞれの飾りの意味や、どうして七夕に飾り付けをするようになったのかなどを紹介していきたいと思います。

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七夕に飾る貝つなぎの意味って何?

さて、冒頭でも書きました貝かざり(貝つなぎ)の意味ですが、海の恵みをたくさん受けられますようにという意味になります。もっと簡単に言うと、魚や貝がたくさん取れますようにという意味です。

同じような意味のもので、網かざり(投網)もあります。こちらの投網の意味は豊作豊漁になりますようにという意味が込められています。

七夕の飾りのそれぞれの意味とは

前章で紹介した貝つなぎ、投網以外の七夕飾りの意味についてを紹介していきます。

短冊・・・
願い事が叶いますようにという意味と、文字が上手に書けるようになりますように、という意味があります。
これは、短冊を飾るようになった由来が、元々は貴族の方々が墨と筆を使って和歌の披露をし、それと共に書道の上達を願ったというところからきています。

ちょうちん・・・
灯りです。願い事を書いた短冊などを照らしたり、私たちの心が明るくなるよう照らしてくれています。

吹流し・・・
手芸が上手くなりますように。
織姫の織り糸を表した飾りで、手芸が上手であった織姫にあやかろうということです。また、吹流しの糸の部分が赤、青、黄色、白、黒の5色で作られていると、悪い物から身を守る(魔除け)の意味もあります。

三角つなぎ、四角つなぎ・・・
裁縫が上手になりますように。
元々は三角形や四角形の布を縫い合わせて作っていたところからきてきます。

輪つなぎ・・・
夢がいつまでも途切れることなく繋がっていきますように。

野菜・・・
豊作になりますように。神様へのお供え物。貝つなぎも神様へのお供え物の意味もあります。

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屑籠(くずかご)・・・
整理・整頓がきちんとできるようになりますように。
屑籠には七夕の飾り付けをするときに出たゴミを中に入れて飾るため、整理、整頓の意味があります。

巾着・・・
お金が貯まりますように。
昔の人は、この巾着袋にお金を入れて使っていました。

織姫・彦星・・・
好きな人といつまでも一緒にいられますように。

紙衣(かみころも)・・・
着るものに困りませんように。裁縫が上手になりますように。
また、神様へのお供え物の意味もあります。

星飾り・・・
星に願いが届きますように。

折り鶴・・・
家族が健康で長生きできますように。
「鶴は千年、亀は万年」と言いますように、鶴は長寿で知られています。

それぞれの七夕飾りにはこのような意味があります。

七夕の飾りの由来について

七夕になぜ飾りつけをするようになったのかを、七夕の発祥から考えていきましょう。

七夕は、
・織姫彦星伝説
・乞巧奠(きこうでん)
・棚機(たなばた)
の3つの行事や伝説が組み合わさって、今に伝わっています。

この内、織姫彦星伝説については皆様もよく知っていると思うので省略しますが、こちらの記事で少しだけ紹介しています。
七夕の願い事は誰がいつ叶えてくれる?叶う方法も紹介

まず、乞巧奠とは中国が発祥の行事で、織姫にあやかって7月7日に織物や裁縫の上達をお祈りする行事です。庭先の祭壇に針や糸などを供え、星に祈りを捧げます。

この行事が、奈良時代に日本の宮中に伝わって来たのですが、この時に山や海の幸を供え、五色の糸や布と灯明(とうみょう)で飾ったり、和歌を詠んだ紙を飾ったりするようになりました。

それが、江戸時代になると庶民にも広がっていき、和歌を詠んだ紙ではなく、願い事を書いた紙(短冊)へと変わっていきました。

あと、棚機とは日本で昔から行われていた行事で、「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれる皆から選ばれた乙女が、旧暦の7月15日(現在の8月15日頃)に機織りの建物にこもって、神様に捧げる着物を織って棚に供え、神様を迎え豊作を願う行事です。

この3つの行事や伝説が組み合わさった結果、七夕に短冊やちょうちん、紙衣、織姫や彦星などを飾り、裁縫や書道の上達を願ったりするようになったのです。

まとめ

七夕に飾るいろいろな飾りには、それぞれちゃんとした意味があります。

それらは、七夕の元となった行事からきています。

お子様に話してあげる時の参考にしてみてくださいね^^

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