生活の知恵

タイヤの空気は窒素に入れ替えできる?混ぜても平気?違いとは

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先日、乗用車のタイヤを交換しました。

お金を節約するために中古タイヤショップで中古タイヤに交換したのですが、そこで入れてもらったのが空気。

今まではカー用品店等で新品タイヤに窒素ガスを入れて貰っていたので、空気で大丈夫なのか?パンクしやすくなったりしないのか等、ちょっと心配に。
 
 
そこで、空気を入れてしまったタイヤに窒素ガスを入れ替えることはできるのか、空気と窒素ガスを混ぜても平気なのか?空気を入れた場合と窒素ガスを入れた場合には、どのような違いがあるのか等を調べてみました。

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タイヤの空気を窒素に入れ替えることはできる?

調べてみた結果、空気を入れてあるタイヤを窒素ガスに入れ替えることはできます。

カーディーラーやカー用品店等で行っており、近くのカー用品店ではタイヤ4本で1000円(税込み1100円)で行ってくれるとのことでした。

ちなみに入れ替え方ですが、一度タイヤのエアを抜いてから窒素ガスを注入、少し時間を置き再度エア(窒素ガス)を抜いて、また窒素ガスを注入するそうです。

こうすることで窒素ガスの純度を高めます。
 
 
カーディーラーやカー用品店で新品タイヤに変えるときに窒素ガス注入を進めるのは、空気の入ってない状態のタイヤに窒素ガスを入れたほうが純度も高いし、手間もかからないからなんでしょうね。

タイヤに空気と窒素を混ぜても平気?

タイヤに空気と窒素ガスが混ざってしまっても全く問題ありません。

仮に空気の抜けてきたタイヤに窒素ガスを補充しても、窒素ガスの少し混ざった空気になるだけです。

逆に窒素ガスを入れてあるタイヤに間違って空気を補充してしまった場合も全く問題ありません。
多少空気の混ざった窒素ガスになるだけです。
 
 
なぜ問題ないと言い切れるのかというと、そもそも空気は約80%が窒素、残り約20%が酸素でできているからです。

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ですから、タイヤに普通に空気を入れた場合でも約8割は窒素ガス入りのタイヤになります。

残りの約2割の酸素を抜いて、窒素ガス100%に近づけたものが窒素ガスを入れたタイヤです。

その約2割の酸素がタイヤ内に混じっているか、混じっていないかが空気を入れたタイヤと窒素ガスを入れたタイヤの違いなのです。
 
 
2割の酸素がタイヤ内に残っている場合(空気)と、100%窒素ガスの場合の違いについては次章で説明します。

タイヤに空気、窒素を入れた場合の違いとは

初めて自分がカーショップでタイヤに窒素ガスを入れることを勧められた時には、

・乗り心地が良くなるよ。
・燃費が良くなるよ。
・パンクしづらくなるよ。

ということを言われました。
 
 
なぜそうなるのかを調べてみると、

・酸素はタイヤのゴムから少しずつすり抜けてしまう(抜けてしまう)けど、窒素はタイヤのゴムをすり抜けられない(抜けない)。

・酸素には水分が含まれているので温度によって膨れたり縮んだりするけれど、窒素には水分が無いので温度によって膨れたり縮んだりしない。

ということからきていました。
 
 
つまり、窒素ガス100%にすると、

・タイヤから窒素は抜けづらいから(空気圧が安定するから)乗り心地が良くなるよ。
・タイヤから窒素は抜けづらいから(空気圧が安定するから)燃費が良くなるよ。
・温度によって膨れたり縮んだりしないからパンクしづらくなるよ。

ということでした。
 
 
その他のメリットは、

・酸素に含まれる水分が無いので、ホイールや充填バルブが錆びにくい。
・酸素がないので、車両火災の時にタイヤが燃えづらくなる。

などがありました。
 
 
こうしてみると、タイヤに窒素ガスを入れることは良いことづくめですね。

まとめ

結局、私は1000円(税込み1100円)が惜しく、現在も空気入りのタイヤで乗っています。

私の乗用車のタイヤを交換してからしばらく経ちましたが、実際乗っていると、空気入りのタイヤでも窒素ガスの時と乗り心地の違いはよく分かりません。

車にこだわる人なら違いが分かるのでしょうが、少なくても私には分からない程度の違いでした。

空気を入れたタイヤのほうがタイヤの空気が抜けやすい(減りやすい)ので、空気圧のチェックをまめに行い大切に乗っていきたいと思います。

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