七夕の時、短冊に書く願い事。
自分のなりたいものだったり、自分が達成したい目標だったり、仲良くなりたい人だったり・・・。
叶えたい願い事っていっぱいありますよね。
さて、この短冊に書いた願い事、誰が叶えてくれるのか疑問に思ったことはありませんか?
今回は、七夕の願い事は誰が叶えてくれるのか、そしていつ叶うのか、叶いやすくする方法などについてを紹介していきたいと思います。
七夕の願い事って誰が叶えてくれるの?
七夕の願い事って、何となく織姫様と彦星様が叶えてくれそうな気がしますよね。
でも、実は織姫様や彦星様ではなく、織姫様のお父さん「天帝」が叶えてくれる手助けをしてくれるんです。
この「天帝」というお方ですが、天に居て、全てのものを支配している神様です。
織姫様は、天帝の娘さんなんです。
簡単に織姫様と彦星様の伝説を紹介しますが、
天帝には、織姫という働き者で機織りの上手な娘がいました。お父さん(天帝)は、娘のお婿さん候補として彦星という働き者の牛飼いを紹介します。2人はめでたく結ばれるのですが、仲が良すぎて仕事ほったらかしで仲良くするようになりました。
それに怒ったお父さん(天帝)が、天の川を隔てて2人を引き離してしまいます。引き離された2人は悲しくて、毎日泣いてばかりいました。それをかわいそうと思ったお父さんが、真面目に働けば1年に1回(7月7日)合わせてあげるようにしました。
というお話です。
天帝様は、このようにとぉーっても凄いお方なんですね。
※七夕の由来にはいろいろな説があり、この他の神様が願い事を叶える手助けをしてくれると話もあります。
さて、ここでは天帝様が願い事を「叶えてくれる」ではなく、「叶えてくれる手助けをしてくれる」と書きました。
それは何故なのかを次章以降で紹介していきたいとおもいます。
七夕の願い事はいつ叶うの?
七夕の願い事がいつ叶うのかというと、1ヶ月後、1年後といったものではなく、あなたがその願い事を叶えた時です。
そう、願い事を「叶えてもらう」のではなく、あなたが願い事を「叶える」のです。
元々、七夕で短冊に願い事を書くようになった由来は、まだ、七夕が貴族の行事であった時代に、木の葉に和歌を吊るしたところから始まっています。
これには、和歌を披露するといった意味の他にも、墨と筆を使うことで書道の上達を願うといった意味もありました。
それが、時を経て庶民にも広がり、今のように短冊に願い事を書くという形になっていたそうです。
また、七夕の由来の中の1つの説には、中国の「乞巧奠(きこうでん)」という織物の上達を願う行事から発祥しているという説もあります。
このことからも、七夕の願い事というのは、叶えてもらうというよりも、自分の努力によって叶えるといった意味が強いのです。
ですから、七夕の願い事はあなたがその願い事を叶える努力をしてはじめて、神様が叶えてくれる手助けをしてくれます。
七夕の願い事が叶う方法とは
七夕の願い事を叶えるための方法ですが、大切なのは
「○○になりますように」
ではなく
「○○になる!」
と書く事です。
このように、「○○になる!」と書くことで、願い事を他人に叶えてもらうのではなく、自分で叶えるんだというしっかりとした目標を持つことができます。
そして、その目標に向けてしっかりと行動することができます。
その上で、天帝様があなたの願い事を叶えてくれる手助けをしてくれます。
また、短冊の色にもあなたの願い事が叶うためのヒントがあります。
それは風水で割り当てられている色の短冊に願い事を書く事です。
一例として、童謡「たなばたさま」でも歌われている五色の短冊の色で説明しますと、
赤・・・決断力の色。
青・・・冷静沈着の色。
黄・・・金運の色。
白・・・人間関係の色。
黒(紫)・・・地位や名誉の色。
といった意味があります。(簡単に説明しましたが、他にも色々な意味があります)
ですから、お金持ちになりたいのであれば、黄色の短冊。偉くなりたいのであれば紫の短冊に願い事を書けば、天帝様にもあなたの願い事がより分かりやすくなります。
この他にも、風水では色についてそれぞれ意味がありますので、あなたが叶えたい願い事に対応した色を調べ、その色の短冊に願い事を書くと良いでしょう。
まとめ
七夕の願い事は織姫様のお父さんである「天帝様」が叶えてくれる手助けをしてくれます。
天帝様が願い事を叶えてくれるのではなく、あなたがその願いを叶える努力をしてはじめて天帝様が力を貸してくれるのです。
短冊に願い事を書くときは、「○○になる!」としっかり意思表示し、風水で割り当てられた色の短冊に願い事を書いて、あとはしっかりとその目標に向けての努力をしましょう。
あなたのその願い事が叶いますように☆彡