今年も本格的に花粉の飛ぶ季節となってしまいました。
花粉症の鼻づまりで夜寝れないときって辛いですよね。
一生懸命鼻で呼吸をしようと思っているのに、鼻が詰まってしまって空気が入ってこない。
寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めてしまったり。
口呼吸になってしまい、朝起きると喉が痛いなんてことも。
そんなあなたに少しでも良い睡眠をとってもらえるよう、いくつかの方法を紹介していきたいと思います。
花粉症の鼻づまりで寝れない時の対処法
寝るときに花粉症の鼻づまりで苦しまないためには、寝室の花粉を取り除くことと体に付いた花粉をしっかり取り除くことが大切です。
・お風呂に入ったりシャワーをしっかり浴びて、体に付いた花粉を洗い流す。
(なお、お風呂は長く入り温まりすぎると、かえって花粉症の症状がひどくなることもあるので注意)
・布団に掃除機をかけ花粉を吸い取る。
・掛け布団は両面に掃除機を掛ける。
・枕も忘れずに掛ける。
・夜寝る前に床に付いた花粉を雑巾などで拭き取る。
などを行うことで、寝るときの花粉症の鼻づまりがかなり解消されます。
あと、空気清浄機がおすすめです。
加湿機能も付いた加湿空気清浄機なら、なお良いです。
寝る一時間くらい前から寝室に加湿空気清浄機をつけておくと、寝るときの花粉症の症状が、とっても楽になります。
寝るときに体を横向きにして寝るのも一時的にではありますが有効です。
詰まった方の鼻を上向きにして寝ると、鼻づまりが解消されます。
これは脇の下にある自律神経が圧迫され一時的に鼻の粘膜の血流が変わり、充血が解消されて鼻の粘膜の腫れが治まるためです。
これを利用しペットボトルを脇にギュッとはさみ、鼻詰まりを解消する方法もあります。
花粉症の鼻づまりをアロマの効果で軽減
アロマテラピーといえば、アロマポットやアロマランプなどにアロマオイルを入れて香りを楽しむものですが、花粉症の鼻の詰まりに効果のある香りもあります。
その香りとは、ティトリーやユーカリの香りなどです。
特にユーカリはスーッとした香りが特徴で、花粉症による鼻詰まりや喉の痛みなど、気管支系のトラブルに効果があります。
花粉症の場合のアロマの使い方は、ティッシュに1、2滴たらしゆっくり片方の鼻ずつ香りを吸い込みます(1分ほど)。
すると、鼻が通ります。
あるいは、アロマライトを利用して寝室にアロマの香りを拡散させておきます。
そして、寝るときにライトをオフにしましょう。
寝るときに爽やかな香りに囲まれ、鼻の詰まりも抑えながら眠ることができます。
ユーカリの香りだけだと、あまりにスーッとしすぎていてちょっとという方は、ラベンダーオイルとブレンドすると寝るときに向いた香りになります。
なお、寝室に空気清浄機を設置している場合、アロマの香りに空気清浄機が反応してしまうので向かないようです。
そんなときは、枕やパジャマの袖口に少しアロマオイルを垂らしておきましょう。
寝ている時にもアロマの香りの効果が続きます。
花粉症の鼻づまりの解消法を紹介
花粉症の鼻づまりは、鼻の炎症によって起こります。
炎症を起こす原因は食事にもあって、アラキドン酸という脂肪酸を取ると炎症を起こす原因となります。
アラキドン酸とは動物性脂肪に多く含まれている脂肪酸で卵や豚のレバーなどに多く含まれ、意外なところではわかめにも多く含まれます。
そのアラキドン酸の働きを押さえるのが、α-リノレン酸や、魚に多いといわれるDHAといった脂肪酸です。
α-リノレン酸は食品の中にはあまり含まれていないのですが、大豆には割りと多く含まれています。他には、しそ油という油に多く含まれているので、しそ油を使った料理を取り入れると良いでしょう。
DHAは、青身の魚に多く含まれています。
なので、花粉症の人が花粉症の症状を抑えるためには、アラキドン酸を多く含んでいる食べ物をあまり食べないようにし、しそ油や青身の魚、大豆製品を積極的に食べるようにしましょう。
あと鼻が詰まったときの解消法として、面白いものがあったので紹介します。
(結構、有名な方法のようです)
まず吸えるまで息を吸い込み、その後にゆっくりと息を吐ききるまで吐く。
↓
次に鼻をつまむ。
↓
頭をゆっくりと上下させる(2~3秒かけて前へ、その後2~3秒かけて後ろへ)
↓
これを息が苦しくなるまで続ける。
すると、あら不思議!鼻づまりが解消するそうです。
まとめ
寝るときに花粉症の鼻づまりをなるべく少なくするためには、
・体に付いた花粉を洗い流す。
・寝室の花粉をできるだけ少なくする。
・鼻の通るような香りを嗅ぐ
などのことが大切です。
さらに花粉症の薬をちゃんと服用し食事にも気をつけて、花粉の時期も快眠できるようにしていきましょう。
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