子供が学校の視力検査でB判定やC判定をもらってきたので、眼科で診察。
すると視力も低下していて、仮性近視では無く近視との診断。
不安ですよね。
視力が回復するのは仮性近視の場合と聞いたことはあるけど、子供の近視の進行を遅らせてあげたい。
メガネは不便だろうから、なるべくかけないで過ごさせたい。
親として当然ですよね。
今回は、私が実際に行って効果のあったトレーニング方法や子供の近視を治すための大切なこと、仮性近視と近視の違いについてを紹介していきたいと思います。
私に効果のあった近視を治すトレーニングを紹介
今まで色々な視力回復トレーニングを行ってきた私ですが、その中で私に唯一効果のあったトレーニングを紹介します。
それは、「視力回復センター」です。
トレーニング方法は、視力表の「C」の文字が時計回りに並んでいる機械の前に座り、
「C」を30秒見る。
↓
30秒、目をリラックス。
↓
次の「C」を30秒見る。
↓
30秒、目をリラックス。
これを20分間繰り返す。といった内容だったと思います。(もう30年位前の記憶をたどってますので、記憶が曖昧ですいません^^;)
「川越視力回復センター」というところが、現在でも私が行っていたのと同じ内容のトレーニングを行っています。(私が通っていたのは別の場所で、今は閉鎖されてしまっていました。)
私の視力の変化ですが、
小学校4年生の視力検査で、
右0.2 左0.5
だったのが、
小学校5年生の視力検査で、
右0.6 左0.7
に回復してました。
それ以上に、教室の前から3番目の席で見えづらかった黒板の文字が、教室の1番後ろの席からでしっかり見えるようになったのを鮮明に覚えています。
さて、私の視力がその後どうなったのかというと・・・
低下の一途をたどりました(汗)
それはなぜかというと、視力回復センターに通い始めて半年ほどで通うのをやめてしまったからです。
友達の家でパソコンのゲームをやりたくて、センターに行くのをサボってしまったのが始まりでした。
子供ですと、目を大切にすることよりも、目の前の楽しいことの誘惑に負けてしまいがちです。
そこで、次章では子供の近視を治すために大切なことを紹介していきます。
子供の近視を治すための大切な事とは
視力回復法の書籍や器具は多数販売されています。
その中で、効果が期待できるものを選ぶことも大切なのですが、それよりもお子様の近視を治す上で、大事なことがあります。
それは、その視力回復トレーニングをするにあたり、
・お子様が楽しんでできる環境を作ってあげる。
・お子様が恥ずかしくない環境を作ってあげる。
ことです。
はっきり言って、視力回復トレーニングは楽しいものではありません。1日10分とかであっても、それを毎日継続していくことは大変です。
ですから、あなたもお子様と一緒に視力回復トレーニングを行うとか、トレーニングをできたらお小遣いを100円あげるとか、お子様が今、そのトレーニングを楽しんでできる環境を作ってあげてください。
「このトレーニングを頑張れば目が良く見えるようになるんだよ!」
とか、将来楽しい未来が待っていることを伝えても、今が楽しくなければお子様がトレーニングを続けていくことは難しいと思います。
そして、視力回復トレーニングははた目から見るとちょっと恥ずかしい動作をしたりもします。
例えば、ちょっと変わったメガネをかけたりとか、寄り目や離し目をしたりとか、体をブラブラ揺らしたりとか。
お子様も、その動作をすることが恥ずかしいと思うかもしれません。
ですから、あなたも一緒にトレーニングを行ってあげるとお子様の恥ずかしさも軽減します。
間違っても、
「何、そのポーズ!(笑い)」
なんてことは言わないであげてくださいね。
お子様の視力回復が遠のいてしまいますよ。
そして、ここからは視力回復トレーニングをする上での基本についてを紹介します。
その基本とは、
・目の疲れを取り除く。
・目の緊張をほぐし、リラックスさせる。
ということです。
まず、目の疲れを取り除くというのは、テレビゲームを1日1時間以内にするとか、薄暗いところで本を読まないとか、睡眠時間を十分とるとか目を疲れさせないということです。
そして、目の緊張をほぐすというのは、目を上下左右にぐるぐる回したり、目に温かいタオルを当ててあげたりと目を楽にしてあげることです。
その上で、各視力回復法に書かれているトレーニングを行うことが大切です。
視力回復トレーニングは、目の筋力トレーニングのようなものです。
体の筋力トレーニングをする際に、トレーニングの前後にしっかりとストレッチをするように、目のトレーニングをする際にも目もしっかりとストレッチすることで、視力回復トレーニングの効果もより高くなります。
仮性近視と近視の違いについて
さて、視力回復について調べると、
視力回復が期待できるのは、仮性近視のときだけで、近視(真性近視)になると視力回復は期待できない。
なんて情報を見たことがあると思います。
「うちの子は眼科で仮性近視ではなく近視と言われたから」
とお子様の視力回復を諦めてはいませんか?
諦めるのはまだ早いです!
そもそも仮性近視とは、近くを見る作業が続いたり、体調が悪い時などに、目のピントを遠くに合わせづらい状態(近くを見る作業を少なくしたり、体調が回復した時には遠くにピントを合わせることができるようになる)のことです。
それに対し近視(真性近視)とは、仮性近視の状態でさらに近くを見続けてしまい、目のピントを遠くに合わせられなくなってしまった状態をいいます。
この仮性近視と近視というのは、ここまでは仮性近視、ここからは近視とはっきり分かれているものではなく、徐々に徐々に仮性近視が近視へと変化していきます。
ですので、進行している近視であれば、誰にでも仮性近視の部分と近視(真性近視)の部分があります。
ですから、眼科でお子様が近視と言われたからと視力回復を諦めるのではなく、仮性近視の部分を回復させるトレーニングを行ってみる価値は十分にあります。
諦めないでください!
まとめ
私の視力回復に効果があったのは「川越視力回復センター」というところの視力回復トレーニングでした。
視力回復に効果のあるトレーニング法を探すのと同じくらいに、お子様が楽しくトレーニングをできる環境、トレーニングを続けていける環境を作ってあげることが大切です。
近視が進行している状態なら、誰にでも仮性近視の部分は存在します。最初から諦めずにトレーニングを行ってみることをおすすめします。
お子様の視力が回復すること、近視の進行を遅らせることができるよう祈ってます。