私は家族の集まる居間でパソコンを使い、仕事で使う資料作りやブログの記事を書いたりしています。
その作業中に妻から話しかけられたり、子供から宿題の分からないところを聞かれたりします。
そうすると、パソコン作業をする手が止まってしまったり、妻や子供の話を聞き流してしまったりしてしまいます。
どうにかちゃんと妻や子供の話を聞きながら、パソコン作業も同時進行できないものかといろいろ調べてみましたので、その結果を一緒にご覧ください。
2つのことを同時にする方法
さて、人の話を聞きながらパソコン作業をするといったように、2つのことを同時に行うにはどうすれば良いかをインターネット等で調べてみました。
私としては、
「こういう訓練をすれば2つのことを同時にできるようになるよ!」
みたいなことが簡単に見つかるのかなと思っていたのですが、思いの外、そういったものは見つかりませんでした。
その中でも、私の今の状況でできそうな訓練法は、
「タッチタイピングを極める」
ということでした。
キーの位置を探しながら(考えながら)文字を打つのではなく、感覚(無意識)で文字を打つのです。
・車の運転をしながら助手席の友人と話をする。
・音楽を聴きながらダンスをする。
のような感覚に近づけていく感じです。
そのための練習法として良さそうなのが、
「テープ起こし」
です。
テープ起こしとは、録音された会議の会話の内容などを文章に変えていく作業です。
練習の仕方としては、テレビのニュースを見ながらキャスターの話していることをどんどんパソコンに打ち込んでいきます。
耳で聞いた話を入力していくので、耳と手元を同時に使います。
実際にやってみると、全くスピードも追いつかないし、誤字脱字も多くとても難しいです。
でも、テレビニュースを見ながらタイピングをできるようになれば、妻や子供の話を聞きながらパソコン作業をするという目的に一歩近づける気がします。
2つのことを同時にできない脳の仕組みについて
なかなか2つのことを同時にできない脳の仕組みについても調べてみました。
まず、脳には右脳と左脳という2つの脳があります。
簡単に説明すると、
右脳は見たものをそのまま記憶したり、直感・ひらめきなどを担当する脳で、感覚脳と言われます。
左脳は読み書きや、話したり計算したり、論理的に考えたりすることを担当する脳で、論理脳と言われます。
そして、右脳と左脳の間には、脳梁(のうりょう)という右脳と左脳の情報交換を担当する橋のようなものがあります。
脳梁は、男性より女性の方が大きいそうです。
確かに女性の方が、料理をしながら人の話を聞いたり、テレビを見ながら友人と電話したりと器用なことをしています。
男性は脳梁が女性より小さいので、テレビに集中してしまうと妻の話が聞こえなくなったり、車の運転中、助手席の友人との話に夢中になりすぎて、曲がるところを間違えてしまったりするのです。
とは言っても、右脳でする作業と左脳でする作業を同時に行うのはさほど難しくありません。
前章でも書きました、車の運転(右脳)をしながら助手席の友人と話(左脳)をする。
音楽を聴き(左脳)ながらダンス(右脳)をする。
といったことです。
しかし、
妻と子供の話を同時に聞く。
本を読みながら数を数える。
ということはできません。
これは、女性も一緒です。
それは、同じ左脳を使った作業だからです。
なかには、このような同時作業をできる素敵な脳を持った人も50人に1人くらいいるそうです。
こういった人は訓練でできるようになったものではなく、最初から脳の作りが違うそうです。
羨ましい限りですね^^;
ですから、2つの作業を同時にしたいのであれば、右脳を使っての作業と、左脳を使っての作業をするほかありません。
なので、パソコンの文字打ちを考えて打つのではなく、感覚で打てるようになる必要があるわけです。
まとめ
2つの作業を同時にするには、右脳と左脳を上手に使ってあげることです。
とは言っても、男性は右脳と左脳の情報の橋渡しをする脳梁が女性よりも小さいので、難しいことは確かです。
しかし、それで諦めてしまっていては、2つの作業を同時にできるようにはならないので、まずは、私は考えることなくタイピングできるように練習していきたいと思います。