去年の冬から多少掛かりの悪くなってきた愛車のバッテリー。
何とか昨年の冬、今年の夏を乗り越えてきましたが、いよいよ今秋、掛かりが微妙な感じに・・・。
今まで私は、車のメンテナンスは全てディーラー任せ、カー用品店任せにしてきました。
しかし、この頃金銭的余裕も無くなり、少しでもメンテナンス費用を節約したいので、自分でバッテリーを交換してみることにしました。
あと、バッテリー交換の際の注意点や、実際やってみて気づいた注意点を紹介していきたいと思います。
車のバッテリー交換を自分でやってみました
比較的暖かい秋の昼間、バッテリーを自分で交換してみることにしました。
まず、インターネットでバッテリーの交換方法を調べ、注意点だけを頭にインプットし、カー用品店へ。
インターネット通販でバッテリーを注文し、自分で取り付けが一番安いのですが、もし上手くできなかったらバッテリーが外れた状態でどうにもならなくなると思い、ちょっとお高くはなりますが、カー用品店に行くことに。
カー用品店ブランドの比較的リーズナブルなバッテリーを選び、レジへ。
「こちらで交換しますか?」
と聞かれましたが、
「自分で交換します。」
と答え、バッテリーを購入。
ちなみに私の行ったカー用品店では、バッテリー交換の工賃は¥500でした。
(バッテリー交換の工賃は店によって違い¥500~¥1500ほど)
この時点で¥500円の節約です。
あと、
「廃バッテリーは引き取ってもらえますか?」
と聞くと、
「リサイクルボックスがあるので、そちらに入れておいてください」
との答え。
大抵どこのカー用品店でも、廃バッテリーは無料で引き取ってくれるよう。
また、持ち込みの廃バッテリーもリサイクルボックスで引き取ってくれます。
これは、車の廃バッテリーは、またリサイクルされ使えるものだからなのでしょう。
さて、いよいよバッテリーの交換ですが、私はカー用品店の駐車場で行いました。
これは、先程も書きましたとおり、万が一バッテリー交換に失敗した時でも、店員さんに泣きつけばどうにかなるだろうの考えからです^^;
インターネットで事前に調べた注意点を気をつけながら、作業すること45分。
無事バッテリー交換でき、エンジンも問題なくかかりました。
ていうか、バッテリー交換の作業自体は簡単でした。
慣れれば10分~15分位で出来ると思います。
作業内容としましては、
①車のエンジンを切り、キーを抜く。
②バッテリーのマイナス端子を外す。
③バッテリーのプラス端子を外す。
④バッテリーを固定してある金具を外す。
⑤古いバッテリーを外し、新しいバッテリー付ける。
⑥バッテリーを固定する(金具を取り付ける)
⑦バッテリーのプラス端子を繋ぐ。
⑧バッテリーのマイナス端子を繋ぐ。
⑨各部、緩みがないかを確認。
⑩エンジンをかけてみる。オーディオ、パワーウィンドウなども動くか確認。
こんな感じでした。
工具は10mmのスパナ1本と軍手のみで大丈夫でした。
車のバッテリー交換の注意点
さて、バッテリー交換の注意点ですが、バッテリーの端子を取り外す順番、取り付ける順番を間違えない。
ということを一番意識しました。
なぜ、マイナス端子から外すのかというと、マイナス端子と、車のアース端子は繋がっているからです。
これがどういうことかというと、
仮にプラス端子から外すと、プラス端子を外すとき、工具がマイナス端子に触れなくても、車の鉄の部分に触れるだけで電流が流れてしまう(ショートしてしまう)んです。
ショートしてしまうということは、スパナを持つ手から感電してしまうかもしれませんし、電装部品が故障してしまう可能性もあります。
マイナス端子から外せば、プラス端子を外す時に工具が車の鉄の部分に触れてしまっても電流は流れません。
あと、もちろん工具がプラス端子とマイナス端子両方に触れてしまえば、電流が流れますのでお気をつけて。
そして、取り付けるときはプラス端子から取り付けるのも同じ理由からです。
それと、ボルト、ナットは取付金具が外れる程度緩めれば十分です。
全部外してしまうと、後で取り付けるのが大変ですし、紛失の原因にもなったりします。
私の車の場合はバッテリーを固定する金具のボルトとワッシャーさえ外せば、その他の部分は緩めるだけで問題なく作業できました。
そして、プラス端子、マイナス端子に取付金具(ターミナル)を繋ぐ際は、金具の締めすぎに注意。
端子自体は電流が流れやすいよう、鉛等の強度の弱い金属の場合が多いので、金具を締めすぎると、端子が変形したり破損してしまうことがあります。
あと、もう一点。
単純なことですが、工具をエンジンルームに落とさないよう気を付けてくださいね。
車の下まで落ちてくれればいいですが、エンジンルームの途中で引っかかってしまうと面倒なので^^;
そういえば、もう一点ありました^^;
必要なものがあと一点、油性マジックです。
バッテリー本体に交換日時と交換距離を書く際に必要です。
バッテリー端子から取付金具(ターミナル)を外す前に走行距離をメモ。
(私はこれを忘れたために、アバウトな走行距離を記入することになりました^^;)
そして、新しいバッテリーを取り付ける前にバッテリー本体に交換日時と交換距離を記入。
(私はこれも忘れたために、一回取り付けたバッテリーを外す羽目になりました^^;)
お気を付けください。
まとめ
車のバッテリー交換自体は、バッテリー交換が初めてで、不器用な私でも比較的簡単に行うことができました^^
私の車(H22年式ムーヴ)は簡単にバッテリーを外すことができましたが、車種によっては、取り外しが難しい車もあるようです。
また、私は何も考えずにバッテリーを交換しても何の問題もありませんでしたが、ちゃんとした手順を踏んでバッテリーを交換しないと、車自体に不具合が出てしまうことあるそうです。
そのへんも充分考えた上で、自分でバッテリー交換するか、ディーラー、もしくはカー用品店にお願いするかを考えてくださいね。