七夕に子供と一緒に作った七夕飾りや願い事を書いた短冊。
何となく片付けるきっかけを無くしてしまったりしていませんか?
片付けるとしてもゴミに出すのは、子供が一生懸命作ったものなのになんだかしのびないですよね。
そこで今回は、七夕の笹飾りはいつまで飾れるのかや、納得のいく処分の仕方などを紹介していきたいと思います。
七夕の笹飾りはいつまで飾れる?
一般的なことを言いますと、七夕の笹飾りは7月6日に飾り7月8日には片付けます。
月遅れ(8月7日)で七夕を行う地域では8月6日に飾り付け8月8日には片付けます。
とは言っても、ひな祭りの雛人形のように片付けないとお嫁に行き遅れるという言い伝えなどはありません。(意味から考えてもちょっと違うと思います)
(気になった方は、ひな祭りの飾りはいつからいつまで?そして意味は?も読んでみてくださいね。)
なので、7月いっぱいまで飾っておく人や、夏いっぱい飾っておいて子供達も飾ってあることを忘れる9月頃に片付けるという人もいます。
せっかく子供達が一生懸命作ったものですから、多少長い間飾っておいても良いのではないでしょうか。
七夕の笹飾りの処分の仕方
まずは、言葉通り七夕の笹飾りの処分の仕方を紹介します。
笹は生花であれば、燃えるゴミ。
造花であれば、不燃物のゴミに出します。
七夕飾りについても、紙類であれば燃えるゴミ。
プラスチックなどであれば、不燃物のゴミに出します。
でも、子供達が一生懸命作った七夕の笹飾りをゴミに出してしまうのは、なんだか申し訳ないですよね。
そこで、他の親御様はどうしているのかというと、
・短冊や七夕飾りは記念として取っておく。
・短冊や七夕飾りを記念として写真に収めた後にゴミとして出す。
などの意見がありました。
皆さん七夕の笹飾りをちゃんと記念として残しているんです。
そして、神主さんの話では、七夕の笹飾りをゴミに出す際には白い紙に包んであげると良いそうです。
また、地域によっては七夕の笹飾りをお焚き上げしてくれる神社もあるそうです。七夕の後にお近くの神社などに聞いてみるのも良いのではないでしょうか。
それと、七夕の笹飾りをゴミとして出すときに、その光景を子供が見ていたりすると何とも気まずいですよね。
そんな時は、
「○○(名前)ちゃんの作ったものは、ここに撮っておいたから、これは、燃やしてお空に届けてもらおうね。」
とか、
「昔は川に流していたけど、今は人が増えたからみんなで流してしまうと川が汚れてしまうの。だから川に流す代わりに燃やしてもらおうね。」
と子供に説明してあげましょう^^
七夕の笹飾りを川に流す意味とは
前章でも少し書きました七夕の後に笹飾りを川に流す意味についてを紹介します。
これは、川の果ては空の天の川に繋がっているという中国の伝説からきています。
つまり、川に流すとやがて海に流れつき、水平線から天の川に上ってゆき願い事が叶うということです。
昔は七夕の笹飾りを川に流すということは一般的に行われていました。昔は人口も少なく七夕飾りも紙で作られていたので、水に溶けてしまい川が汚れるということも少なかったのでしょう。
現在でも「七夕流し」として七夕の笹飾りを川に流す行事が行われている地域もありますが、流した笹飾りはちゃんと川の下流で回収します。
その他に、七夕の笹飾りを燃やすという人もいます。
これも、川に流すのと同じ意味で、七夕飾りを燃やした煙が天まで上り願い事が叶うということです。
ちなみに、七夕の笹飾りを燃やす場合には、イカの天ぷらを揚げた時と同じように笹の茎の部分が破裂して、茹だった水分が飛び散ることがありますのでご注意ください。
まとめ
七夕の笹飾りは、一般的には七夕(7月7日、または8月7日)の前日(6日)に飾り付け、七夕の翌日(8日)には片付けます。
でも、ひな飾りのように片付けないとお嫁に行き遅れるといった言い伝えはありませんので、納得いくまで飾っても良いでしょう。
そして、飾り終わった笹飾りはゴミとして出すか、神社でお焚き上げをしてもらいましょう。
短冊や飾りは、写真に収めるなどすると良い記念となります。
あなたの納得のいく形で、七夕の笹飾りを処分してくださいね^^