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初詣の場所を変えるのは平気?参拝は複数でもOK?地元がいい?

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引越しや一人暮らしを始めたために元々住んでいた場所から遠くなってしまい、今まで初詣に行っていた神社に行けなくなってしまった。

地元の神社に初詣に行きたいけど、初詣の場所を変えると神様が怒るのではないか、なんて心配をされている方もいるのではないでしょうか?

今回はそんな疑問についてお答えしていきたいと思います。

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初詣の場所を変えると良くないのか?

初詣の場所を変えることは特に問題はありません。
それによって神様が怒ったりするということもありません。

しかし、神様は穢れを嫌います。
もしもあなたが神社を変えることに戸惑いや罪悪感を感じるのであれば、それが穢れの気持ちとなるので、その場合は手間であっても元から行っていた神社に初詣をすることをお勧めします。

あなたがしっかりと気持ちを切り替え澄んだ気持ちで地元の神社に参拝するのであれば、全く問題はありません。

そして、今まで初詣に行っていた神社にはお礼参りに行きましょう。
お礼参りとは、今までお世話になった神様に感謝とお礼を伝えるお参りです。

しかし、遠方のためその神社まで行けない場合は、近くにあるその神社と同じ系列の神社に行っても大丈夫です。

どうしても、お礼参りに行けない時はその神社のある方向に手を合わせるなどをし、今までの感謝の意を伝えてください。

初詣の神社を変えるということに抵抗や戸惑いがあるという方にもオススメの方法があります。
それを次章で説明していきます。

初詣の参拝は複数行っても良いのか?

初詣の参拝を複数行っても問題ありません。

複数の神様に願い事をすると、神様同士が喧嘩するというのは単なる俗説です。

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なので、実家に帰省した際に今まで行っていた神社に初詣。
そして、新居に戻ってから地元の神社に初詣。
ということは全く問題ないのです。

実際に三社参りというものがありますし、また七福神巡りというものもあります。

ちなみに三社参りとは、九州地方を中心に行われている風習で、文字通り初詣を3神社参拝するというものです。

七福神巡りとは正月の元旦から7日にかけてそれぞれの神が祀られているお寺や神社を巡拝することで、災いを避け、福を呼ぶという風習です。

また神社とお寺両方行っても問題ありません。

神様と仏様も喧嘩しません。
元々、神様と仏様は明治時代までは一緒に祀られていたもので、現在でも浅草浅草寺の境内には神社があり一緒に祀られています。

初詣の参拝は地元のほうがいい?

初詣の参拝は地元の方が参拝するのも楽でいいですよね。

そして地元でも参拝客の多い有名な神社やお寺にと考えがちですが、実はあなたが一番お世話になっている神様がいます。

それが、氏神様です。

ところで氏神様って何って方も多いと思いますので、氏神様について説明をしていきたいと思います。

氏神様とは自分の住んでいる地域で祀られている神様のことです。
この氏神様があなたの住んでいる地域を守ってくれている神様ですので、本来、初詣は最初に氏神様のところにお参りに行くものなんですね。

その後、自分の馴染みのある神社、お寺に初詣に行くと良いでしょう。

しかし氏神様といっても、自分の住まいの近くのどの神社が自分の氏神様かってわかりませんよね。

各都道府県ごとに神社庁というものがあります。
お住まいの都道府県神社庁と入力し検索すると自分の県の神社庁のホームページが出てきます。

そのホームページ内にお問い合わせの電話番号が載っていますので、電話をして自分の住んでいる地域を説明すると、その地域の氏神様を教えてくださるそうです。

まとめ

初詣の場所を変えたり、複数の神社を参拝することで神様が怒ったりすることはありません。

大切なのは、穢れのない気持ちで参拝することと、神様への感謝の気持ちです。

そして、あなたの住んでいる地域の氏神様にも参拝してみてくださいね。

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