友達と行ったお寺さんへの初詣、彼女と行った神社への初詣、それぞれでお守りを買った。
しかし、よくよく考えてみるとお守りって複数持ってていいの?
なんて疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そんな疑問についてお答えしていきたいと思います。
初詣のお守りを複数持っててもいい?
初詣のお守りを複数持っていることは全く問題ありません。
また神社で買ったお守り、お寺で買ったお守り両方持っていることも問題ありません。
お守りを複数持っていると、神様同士が喧嘩するなんて話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは全くの迷信です。
また、仏教の宗派の中には仲の悪い宗派や、他の宗派に対し攻撃的な宗派とかもありますが、それは思想の違いからと言われており、仏様同士が喧嘩をするわけではないので、別々のお寺のお守りを複数持っていることも問題はありません。
同じ種類のお守りを複数持つことも問題はありません。
例えば、学業成就のお守りを2つとか、健康祈願のお守りを2つとか持つことも大丈夫です。
あと、お守りの持ち方しては、なるべく身につけておくほうが好ましいです。
学業成就のお守りなら、筆箱の中とか健康祈願のお守りなら、いつも持ち歩くカバンに付けておくとかです。
家で保管する場合には、タンスの引き出しにしまってしまうのではなく、目に付く場所でなるべく高い場所に置くようにしましょう。
本棚の上段なんか良いかもしれません。
お守りは汚れてしまうと効力が薄れますので、ホコリがかぶったりしないようにしましょう。
初詣のお守りの処分方法は?
前年の御札やお守りを返す時は、神社のものは神社に、お寺の物はお寺に納めるようにしましょう。
神社の場合は同系列の神社、お寺の場合は同じ宗派のお寺に納めるようにします。
神様から頂いたお守りをお寺に、仏様から頂いたお守りを神様にお返しするというのはさすがに好ましくありません。
さて、このお守りをどこに納めれば良いかといいますと、神社やお寺の境内にある御札の納め所に納めます。
また、初詣の期間中だとお焚き上げを行っている神社もあります。
その場合は直接お焚き上げの火の中にお守りを納めます。
お守りを納める場合に納める金額ですが、基本的にはお気持ちということで、金額は決まっていません。
お守りを買ったのと同程度の金額が良いと言われています。
大抵は納め所やお焚き上げのそばに賽銭箱があるので、そこにお金を納めるのですが、中には賽銭箱が置いてないところもあるようです。
その場合は、宮司様に御預けすると良いでしょう。
初詣のお守りはいつまで効力がある?
初詣のお守りの効力は、神社でいただくお守りは基本的には1年、お寺から頂くお守りには有効期限がないと言われています。
安産祈願や合格祈願などのお守りは、その願いが成就したときに納めに行きましょう。
お守りを納めるのを忘れ、長く持っていても悪いことが起こるということはありませんが、新しいお守りを買った際には、古いお守りは買ったお寺や神社に納めるのがよろしいと思います。
いずれにしてもお守りを汚してしまうと効力は薄れますので、綺麗に取り扱うようにしましょう。
まとめ
特にお守りの数を多く持っていたりしても問題はありませんが、そのお守りを汚したり、持っていることを忘れ、埃をかぶったまま何年も放置などというような、お守りをないがしろにした行為は避けるようにしましょう。