日中の日差しもだんだん暖かくなり、春が近づいてきました。
さて春といえば、進学、就職のシーズンであるとともに、引っ越しのシーズンでもありますね。
新たな就学先、就職先に向けて引っ越しをされるという方も多いのではないでしょうか?
そして引っ越しといえば、引っ越しの挨拶をするかしないかというのも考えるところですね。
ご近所さんとは仲良くしたいというけど、女性の一人暮らしがバレてしまうのが怖いなんて方もいるのではないでしょうか?
今回はそのあたりの挨拶の必要性や、挨拶の仕方について書いてみたいと思います。
引越しの挨拶は一人暮らしの女性でも必要?
一般的な話をすれば、引越しの挨拶は必要だと思います。
引越しの挨拶をすることによって、隣近所の人がどういう人なのかを把握することも出来ますし、交流を持っておくことで、いざ自分が困った時に助けてもらえるかもしれません。
しかし、一人暮らしの女性となると話は変わってきます。
引越しの挨拶をすることにより、自分が一人暮らしの女性であるということを自らばらすことにもなりかねますので、挨拶はしない方がいいとも言えます。
ワンルームアパートやマンションは単身者が多いので、家族や同居人の目や抑制がなく、どうしても怪しい人がファミリー向けアパートやマンション、一戸建て住宅に比べると多くなるという傾向にあるようです。
そういう事も考えた上で、引越しの挨拶をするかしないかは、あなたの考え方次第だと思います。
ちなみに挨拶をする場合には、彼氏や知人の男性、もしくは父親などと一緒に挨拶に伺うのが良いでしょう。
生活をしていく上で、女性の一人暮らしというのはバレてしまうかもしれませんが、いざという時に頼れる男性がいるということを、周りの人に分からせておくことが大切です。
引越しの挨拶は両隣1軒ずつと、上下階1軒ずつする方が多いです。
挨拶に伺う時間帯ですが、休日の午前10時から11時ぐらいがよろしいかと思います。
この時間帯は大体の方が起床していて、かつ忙しくない時間帯です。
引越しの挨拶に品物は必要?
引越しの挨拶に伺うからには、挨拶の品物は必要です。
品物としては500円から1000円の品物を選ぶ方が多く、ハンドタオルやフェイスタオル、図書券やクオカードなど日常的に使えるもので、かつその人の好みが少ないものが選ばれています。
熨斗はつけたほうが良いです。名前も覚えてもらえますし、不在の際にも誰から渡されたか分かります。
熨斗の表書きには、上段にご挨拶、または粗品、下段にあなたの名字を書きます。
挨拶の品物をデパートなどで購入する際、引越しの挨拶の品だと伝えると共に、熨斗を付けて下さいと言えば、店員さんが対応してくれます。
なお、引越しの挨拶の品物にお菓子などを選ばれる方もいますが、不在の時にドアノブヤポストなどに入れておくことができないので(相手にとって、ドアノブやポストに入っていたものを食べるのは不安)、注意が必要です。
ちなみに、挨拶はしておきたいけど女性とばれたくない場合には、簡単な挨拶文をパソコンで打ち(手書きだと、女性の可愛らしい文字だとバレる危険あり)、クオカードを同封し夜中にポストに入れておく、などという方法を取られてる方もいます。
一人暮らしの女性の防犯対策
一人暮らしの女性の防犯対策は、インターネットで調べると大変多くの方法が載っています。
その中でも代表的なものを紹介していきたいと思います。
まず、古典的ではありますが、洗濯物を干すときに男性物の下着も一緒に干しておくのは効果的です。
また、カーテンを可愛らしいものにしないということも大事です。
表札を付ける場合には、やはり可愛らしいものにしないようにしましょう。
近頃は防犯のため、表札をつけていない方も多いです。
とにかく、外から見える部分に女性らしい可愛らしさを出すのはNGと言えます。
せっかくの一人暮らしなのに、自分好みの可愛らしいものをチョイスできないというのは悲しいですが、その分、外から見えない室内の部分を自分好みにしましょう。
また、就寝の際、部屋の電気を消さずにアイマスクをして寝るなんて方もいます。
こうすることで、その人がいつ寝ているかどうかが分からなくなり防犯効果は絶大です。
しかし、光熱費がかさんでしまうというのが難点です。
あと、家具付きのアパートに引っ越されるようでしたら、コンセントにささったままのテーブルタップなどがありましたらすぐ処分しましょう。
嘘のような話ですが、そのテーブルタップが盗聴器だったなんてこともあり得ますので。
まとめ
女性の一人暮らしの場合は引っ越しの挨拶を控えるということも、防犯対策の一つの方法です。
そして、挨拶をする際にも、女性の一人暮らしであるということをばれないようにすることが大切です。
本来普通に行えるはずの引越しの挨拶一つで、こんなに考えなくてはいけない物騒な世の中になってしまいましたが、あなたの一人暮らしを快適なものにするために、最初に考えなくてはいけないことの一つであることは間違いありません。
自分が納得のいく形での挨拶を行い、新居での一人暮らしを気持ちよくスタートさせてくださいね^^