長い間の会社での勤務を終えようとしている人生の先輩の皆様。
長い間の勤務お疲れ様です。
さて、退職を迎えるにあたり、お礼の品物を何にしようかと考えている方も多いのではないでしょうか?
・今まで頂いたものの中にはお菓子が多かったけれど、何か他に記念に残るような品物はないか?
・お礼の品物を渡すタイミングはいつにしようか?
・送別会のお礼の品物は別に用意した方が良いのか?
などをお考えではないでしょうか?
そんなあなたへ差し出がましいですが、少しアドバイスをさせていただけたらなと思います。
退職のお礼の品はやっぱりお菓子が良い?
やはり退職の際のお礼の品物と言うと、お菓子を渡す方が多いようです。
これは通常の退職と定年退職で特に違いはありません。
手軽に食べられるお菓子は、退職のお礼の品物として無難だと思います。
お菓子を選ぶ際のポイントですが、日持ちするもので個包装されているものが、やはり喜ばれるようです(職場全体に1つのものを贈る場合)
あなたが是非これにしたいと思うお菓子があっても、個包装されていないものであったり、日持ちしないものである場合は避けた方が良いかと思います。
また、職場の人数がそれほど多くない場合は、職場の人一人ひとりにお礼のお菓子をお渡しする方もいます。
その場合は、一人当たり500円~1000円ぐらいのお菓子の詰め合わせを贈られています。
なお、一応目安としては、一人当たりにかけるお菓子の金額は100円~150円位にしている方が多いようです。
さて、お菓子の他にはどのようなものを贈られた方がいるかというと、タオルやクオカード、マグカップなどを贈られた方がいます。
その他には、職場の備品として使う湯沸かしポットや、電子レンジを贈られたという方もいます。
こういったものであれば、ずっとその職場で使ってもらえますし、ずっとあなたのことを覚えていてくれる気がして良いですよね。
なお、お礼の品物を贈る際に熨斗は必要ありません。
もしつけるとすれば「御礼」になります。
退職のお礼の品はいつ渡すのが適当?
退職のお礼を渡す日ですが、最終出社日が良いでしょう。
退職される際に有給休暇を消化される方も多いと思いますが、
例えば、3月20日に退職される場合には、
2月20日から有休を使い、そのまま退職の場合には、2月19日。
2月19日から有休を使い、3月20日のみ出社する場合には3月20日。
といった感じです。
そして、退職のお礼の品物を渡すタイミングですが、渡す品物や職場のスタイルによって変わってきます。
職場の人全体に1つの品物を贈る場合には、給湯室や職場の共有スペースに「今までありがとうございました○○」のような挨拶の紙を添え、最終出社日の昼休みか、あなたが退社する時間にそっと置いておけばよいでしょう。
次に職場の人一人ひとりに品物を渡す場合です。
あなたの職場が比較的雑談などもできるような職場であれば、最終出社日の夕方に一人ひとり挨拶をしながら手渡しできるのがベストです。
勤務中は雑談などがあまりできない職場であれば、自分の退社時間に渡しましょう。
また、定時に帰る人が多い職場の場合は昼休みの時間などに渡すのがおすすめです。
相手が不在の場合には「今までお世話になりました○○」程度の手紙と品物を置いておけば良いでしょう。
退職の送別会のお礼はどうする?
退職をするにあたり、会社の人達から送別会を開いてもらうという方も多いのではないでしょうか?
そのような場合、退職のお礼の品とは別に送別会のお礼もした方が良いのではと考える方もおられると思います。
送別会のお礼ですが、送別会の中でお礼の言葉も述べると思いますので、基本的に渡す必要はありません。
とはいっても、自分を慕ってくれている人達が送別会を開いてくれたのだから、送別会のお礼の品物を渡したいという方もいるでしょう。
そういった場合は、お礼としてタオルや500円~1000円分ぐらいのクオカードを1次会の途中や、1次会の最後にお渡したりするのも良いかと思います。
また後日、挨拶状を送ったり記念品を送り、お礼を伝えたという方もいるようです。
なお、退職される時期が年末に近い場合、お礼も兼ねて年賀状を出すということも可能ですが、年賀状は基本的には今後のお付き合いも継続して行くということを前提に送るものなので、やはり挨拶状にした方が良いのではないかと思います。
まとめ
退職する際のお礼の品や、渡すタイミングですが・・・
・お菓子が無難ですが、会社で使う備品なども良いかも。
・渡すのは最終出社日。渡すタイミングは品物や会社の社風によって変えましょう。
送別会のお礼の品は特に必要はありません。
今までの感謝の気持ちを込めて、品物選びや品物をお渡ししてくださいね。