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社会人のマナーとしてのお茶の出し方や入れ方、お菓子について

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今春入社された方も少し日が経ってきましたね。

お仕事は少しは慣れてきましたでしょうか?
 
 
社員の方や来客の方へのお茶出しを任されたというあなた。

お茶出しは上手に行えてますか?

手が震えてしまい、茶托(受け皿)にお茶がこぼれてしまったりしてはいないですか?
 
 
そんな場合の対処法や茶托にお茶をこぼさない方法、お茶の上手な入れ方やお茶菓子についてを紹介していきたいと思います。

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社会人のマナーとしてのお茶の出し方

お茶をお持ちする際に、お盆の上で湯呑と茶托がカタカタ。

お茶をお出しする際に、茶托にお茶がこぼれてしまったり。

こんな経験ありませんか?
 
 
こんなことを少なくするには、お客様に出す直前まで湯呑と茶托を別々にしてお持ちするようにしましょう。

これで、お盆の上でのカタカタや茶托にお茶をこぼすことが無くなります。

会社の暗黙のルールとして、茶托に湯呑を乗せてお茶をお持ちしなくてはならないという場合もあると思いますが、できるだけ心がけてみてください。
 
 
 
そして、お茶をお出しするときはなるべくお客様の目線くらいの位置までかがんでお茶をお出しするようにします。

そうすることで、テーブルと同じ高さくらいの位置からお茶をお出しすることができるので安定性が増しますし、お客様も不快に思いません。
 
 
あと、お茶をこぼしてしまったとき用に小さいふきんも一緒にお盆に乗せておきましょう。

お客様にお出しする前にお茶をこぼしてしまったときは、一旦戻りこぼしたお茶を拭いてから再度お持ちします。
 
 
お客様にお出ししている時に茶托にお茶をこぼしてしまったときは、

「すみません、こぼしてしまいましたので入れ直してきます」

と、お断りを入れてからもう一度入れ直してきましょう。

お茶の美味しい入れ方

煎茶を入れるときは、沸騰したお湯をほんの少し冷ましてから急須に注ぎ数分おいてから、人数分の湯呑に少量ずつつぎ分けていきます。

そして、急須のお茶は最後までつぎきるようにようにすると、美味しいお茶が入れられます。

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なお、これから暑い時期になっていきますが、冷たい麦茶や水出し緑茶を出す必要はありません。

冷たい飲み物は胃腸を冷やします。

若い頃は気にはならないのですが、年を取ってくると夏でも暖かい飲み物が飲みたくなってくるのです。

また、外回りをしている方も多いですから、暑い外、冷えたオフィス、冷えたお茶、また暑い外の繰り返しでお腹の調子を崩してしまったりもありますので。
 
 
あと、番茶は出さないほうが良いでしょう。

京都のほうでは、番茶は内々で飲むものでお客様には煎茶をお出しする。

なんて常識があったりします。

私は関東在住なので、あまりピンとはきませんが^^;

お茶を出すときに一緒に出すお菓子について

会社に来客された方にはお茶菓子を出しますよね。

今までお茶菓子を出す環境があったという人は少ないと思いますので、紹介しておきます。
 
 
お客様にお出しするのは、お菓子を先に出し、その後にお茶を出します。

そして、お出しする位置はお菓子がお客様の左手側、お茶がお客様の右手側になります。
 
 
あと、けっこう対応に困るのが、お客様が手土産を持ってきた時です。

通常は、手土産は戴いてそのまましまうものですが、お客様からその手土産を出して欲しいと言われることもあります。

通常お出しするお茶菓子なら、お客様からお出しするのが当然なのですが、お客様から戴いたお菓子の場合は、自分の会社の人から出すようにしましょう。
 
 
ここは、いろいろな意見があると思いますが、お客様が会社の人に持ってきた手土産を会社の人が代理で開けるということなので、そのお菓子は会社の人から出すという考え方です。

まとめ

こうして見てくると、お茶出しという仕事もとっても奥深いということが分かりますね。
 
 
数をこなすことで、お茶を出すときに緊張もしなくなりますし、いろいろなトラブルにも対処できるようになります。

社会人のマナーを肌で感じる第一歩として、お茶出しを頑張ってくださいね。
 
 
社会人としてのマナーに悩んでいるようでしたら、読んでみてください。
社会人としてのマナーが分からない、先輩との付き合い方に悩むあなたへ

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