久々に出場することになった運動会のリレー。
あなたも市民運動会のリレーのビデオなどで、コーナーのところで転倒するお父さん、お母さんの映像とかを見たことがあるのではないでしょうか?
実際に参加するからには、そういう風にはならずに格好よく前の選手を抜き去りたいですよね。
そこで今回は、どうすれば運動会リレーのコーナー部分を速く走れるのかや、コーナーを走るのに適したシューズはあるのかなどについて紹介していきたいと思います。
運動会リレーでのコーナーの走り方
運動会リレーのコーナー部分での走り方ですが、コーナーでは直線部分を走るときの8割程度の力で走るのがおすすめです。
学校のトラックなどですと、1周200メートルくらいのトラックが多く、コーナーの角度もきつい場合が多いです。
そのため、全力で走ってしまうとどうしても外側に膨れてしまったり、バランスを崩して転びやすくなります。
また、土のグランドですと砂によって滑りやすくなります。
ですので、コーナー部分では体を若干内側に倒し、コーナー外側の腕を大きく振ってバランスを取りながら全力の8割程度の力で走ると良いでしょう。
また、ちょっと歩幅を狭くして走ると、スピードも抑えやすく外側に膨らみにくくなります。
「手を抜いちゃって他の人に抜かれてしまわないの?」
とちょっと不安になるかもしれませんが、学校の土の200メートルトラックでは、100メートルで1秒以上の実力差がないと抜くことができないという意見もあります。
なので、相手の選手とよほどの実力差がない限り、コーナー部分では追い抜くことも抜かされることもありません。
また、相手を抜かすには相手の外側から自分にかかる遠心力に耐えながら抜かなくてはならず、体力をとても消耗します。
ですので、コーナーで無理をして抜かすよりは体力を温存し、直線部分で一気に追い抜くことをおすすめします。
運動会リレーではスタートも大切
前章では、リレーのコーナー部分で相手を抜かすのはとても難しいということを紹介しました。
逆に言えば、あなたが1番手のランナーであれば、スタートでトップを取ってしまえば余程の間違いが無い限り、トップでバトンを渡すことが出来るのです。
そこで、重要なスタートのコツについても紹介します。
スタートは前傾姿勢で小走りにスタートします。
陸上の大会などを見ていると、本当に倒れんばかりの前傾姿勢でスタートしています。
これは、スタートで背筋を伸ばし大股でスタートしてしまうと、後ろ向きの力が働きスピードが乗りづらくなってしまうからです。
前傾姿勢と言われても難しいですよね。
坂道の上り坂でスタートの練習をすると、前傾姿勢でのスタートのイメージがしやすくなります。
あとは、
「よーい、ドン」
で、タイミングよくスタートすることです。
これは、当日の運動会リレーのスタートをイメージしながら、繰り返し練習することです。
奥様やお子様に、柏手を打ってもらい練習するのも良いでしょう。
そして運動会当日、スターターが1人の人で固定されているのなら他の競技を見学し、
「よーい、ドン」
のタイミングを計り、
自分の時にはそのタイミングでスタートしてみるのも1つの方法かなと思います。
運動会リレー用の靴選び
運動会リレーでは、少しでも滑りづらいシューズを選びたいですよね。
私がおすすめしたいのは、
「トレイルランニングシューズ」
です。
トレイルランニングシューズって聞きなれないと思いますので、ちょっと説明しますね。
まず、トレイルランニングとは登山道や林道など舗装されていない道を走るスポーツで、主に山などを走ります。当然ですが凹凸もたくさんあり、天候によっては滑りやすくもなります。
トレイルランニングシューズはそういったところを走るために作られたシューズですので、滑らないようにグリップ力が強くソールが丈夫に作られています。
見た目はランニングシューズと変わらず値段もさほど変わりないので、スポーツ用品店などで探してみるのも良いと思います。
しかし、それ以上に大切なのは足にフィットしたシューズを用意することです。
いざ、シューズを新調したけど履いて走ってみたらしっくりこない、足が痛いでは困ります。
なので、運動会直前にシューズを買うのではなく早い時期にシューズを買い、そのシューズで練習を行うくらいのほうが良いでしょう。
あと、リレーの時にシューズが脱げてしまうようでもいけません。
ちゃんと靴紐はシューズの一番上の穴まで通し、靴紐を解かないと履けない、脱げないくらいにしっかりと靴紐は締めましょう。
まとめ
運動会リレーのコーナー部分では、なかなか相手を追い抜くことは難しいです。
直線部分で全力を出し、相手を追い抜きましょう。
でも、練習でコーナーを走るコツを掴んだりシューズを工夫することで、コーナーでも追い抜くことは出来るかもしれません。
頑張ってくださいね^^