久々に地域の運動会のリレーに参加することになった。
ちゃんと走れるかどうかの他にも、
アキレス腱を切ってしまったりしないか、
心臓が止まってしまったりしないかなど、
体のことも心配になったりしますよね。
運動会のリレーで怪我をする原因や、心停止してしまう原因などを知っておくことであなたの不安も解消されるのではないかと思いますので、ここで紹介してみたいと思います。
運動会のリレーで怪我をする原因とは
運動会のリレーで怪我をする人の多くは、直線やカーブ、バトンパス時などに転倒してしまい、すり傷や打撲をおってしまいます。
他には非常に少数ではありますが、骨折や肉離れ、アキレス腱を切ってしまう人もいます。
原因としては、自分が若い頃のイメージで走ってしまい、体がついていかずにバランスを崩して転んでしまったり、肉離れやアキレス腱を怪我してしまうのです。
ですので、あなたの体が昔のあなたの体ではないということをしっかりと意識する、知ることが大切です。
ゆっくりと良いですので、ちょっと走ってみましょう。
(全力で走ってみる場合には、そこで怪我をしてしまう危険もありますので、準備体操をしっかりと行ってください。)
昔のような軽い走り方ではなく、「ドン!ドン!」といった重い走り方になっていると思います。
それだけあなたの筋力、脚力が落ちている証拠です。
また、気づかないかもしれませんが、三半規管(バランス感覚)にも衰えは出てきています。
運動会のリレーで怪我をしないためには、今の自分の体の状態を知り昔のイメージで走らない、無理をしないことが大切です。
運動会で心停止を起こしてしまう原因とは
運動会で心停止を起こしてしまう原因の多くは、心臓に血液が送られなくなって(冠状動脈性心疾患)心停止してしまいます。
とは言っても、運動中に心停止が起こる割合は、心停止が起こってしまった人全体の1割にも満ちません。
しかも、短距離走よりも長距離走で圧倒的に多く起こります。
という訳で、運動会で心停止が起こってしまう可能性はほぼありませんので、
過度に心配する必要はないでしょう。
そして、運動して心停止を発症してしまった人の中には、発症する前に自覚症状を感じていた人も多くいます。
その症状とは、胸の痛みや呼吸が苦しい、風邪をひいていたなどです。
ですので、運動会当日に胸の痛みや呼吸が苦しいなどの症状があったり、風邪をひいているなんて場合には、万が一のことを考えて参加を辞退する勇気も必要ではないでしょうか。
運動会のリレーで運動不足の人が行うべき練習法
運動会のリレーで怪我をしない、心停止を引き起こさないための練習法を紹介します。
主には、心停止を引き起こさないための方法ですが、
運動会当日まで、
・毎日朝晩2回のラジオ体操
・時速5キロほどのウォーキング30分
を行うのがおすすめです。
これは、運動をしても脈拍が上がり過ぎなくすると共に、心臓に血液が送られなくすることを防ぎます。
それと、今まで使っていなかった筋肉がラジオ体操によってほぐされます。
あと、ウォーキングの際はいつもよりも歩幅を広げて歩くと筋力トレーニングにもなります。
そして、できれば健康診断を行い心臓系疾患が無いことを確認しておきましょう。
しかし、それ以上に運動会のリレーで怪我や心停止を起こさないためには、運動会前日や当日の準備が大切です。
まず、運動会前日は十分な睡眠を取りましょう。
風邪を引いてしまったり、睡眠不足になると心臓にも負担がかかります。
もし、運動会当日に体調がすぐれない場合はリレー参加の辞退も考えてください。
そして、リレーの前には準備体操とストレッチ(下半身を重点的に)をしっかりと行いましょう。
それと、水分補給はしっかりと行うようにしてください。
あと、リレーを走る際に頑張りすぎない、無理をしすぎないことが怪我をしないために一番大切です。
そして、リレーを走ったあとは整理体操も忘れずに行ってくださいね。
整理体操をちゃんと行うことで、筋肉痛や関節の痛みなどが軽減されます。
まとめ
運動会のリレーで怪我をしないためには、現在の自分の体の状態をちゃんと知って、無理をしないことが大切です。
そして、心停止してしまうことはまずありませんが、どうしても心配なら事前の健康診断で心臓系疾患のないことを確認し、前日にしっかりと睡眠を取って万全の体調でリレーに挑みましょう。
運動会頑張ってくださいね^^